多能工職人育成学校「職人道場」第12期生卒業式が行われました!
「この子たちが、現場を変えていく。」
――職人道場 第12期 講師より
こんにちは。職人道場の講師です。
私は普段、建設業の現場で必要な技術・礼儀・考え方を若手に教える立場にいます。
2021年10月、第12期生の研修が終了し、またひとつ、感慨深い卒業式を迎えることができました。
日本人も外国人も、最初は「自信がない」のが普通です
今回の研修生には、こんな子たちがいました。
🔸 地方から出てきて、緊張で声も小さかった日本人の10代
🔸 来日して数ヶ月、母国では経験があっても、日本語が壁になっていた外国人技能実習生
🔸 過去の現場で怒られ続け、自信をなくしていた再チャレンジ組
最初の1週間、彼らは共通してこう言いました。
「教えてもらっても、理解できるか不安です」
「怒られないか、怖いです」
「日本語が難しくて、自分から聞けません…」
でも、それでいいんです。
それが“スタートライン”なんです。
育つ環境があれば、人は変わります
私たち職人道場は、建設現場で通用する“即戦力人材”の育成にこだわってきました。
第12期でも、日本人・外国人関係なく、**徹底的に「現場に出て恥をかかない力」**を身につけてもらいました。
📘 日本語教育:道具の名前、作業の流れ、報告・相談の基本
👷 技術指導:左官・基礎工事・道具管理、安全ルールの反復実践
📏 人間力育成:時間を守る、礼儀を重んじる、仲間と助け合う姿勢
外国人技能実習生には、特に「伝える」「確認する」力を育てることを意識しました。
日本人研修生には、「頼られる側」になる意識を持たせました。
1か月後──全員の“目”が変わっていた
研修最終週、こんな出来事がありました。
ベトナム出身のある研修生が、作業中にわからないことがありました。
以前なら黙ってそのままにしていたであろう彼が、
近くにいた日本人の研修生にこう言ったのです。
「ちょっと聞いてもいいですか?これはこうで合っていますか?」
それを聞いた日本人の研修生も、こう返しました。
「うん、大丈夫。でもここだけ、こう直すといいよ」
――それを見た瞬間、私は心から思いました。
「ああ、この現場はもう、仲間になっている」と。
国籍なんて関係ない。
言葉だって、完全じゃなくていい。
でも、「一緒に働きたいと思える相手」にはなれる。
そう確信した場面でした。
外国人技能実習生も、日本人若手も、変われる。
建設業の現場には、まだまだ“人”の悩みが多く残っています。
・外国人技能実習生とのコミュニケーションに悩む現場
・育て方がわからず、すぐに辞めてしまう若手社員
・内製化を進めたくても、育成リソースがない企業
でも、**「育つ場さえあれば、人は変わる」**んです。
私はそれを、この第14期でも確信しました。
もし、あなたの会社でも──
☑ 技能実習生をもっと活かしたい
☑ 若手社員に“自信”と“行動力”をつけたい
☑ 「教えられない…」を理由に、人が育たない状況を変えたい
そんな想いがあるなら、職人道場での育成という選択肢を、ぜひ知っていただきたいのです。
資料を読むだけで、見える未来があります。
「今すぐ問い合わせ」なんて、もちろん言いません。
ただ、現場で本当に育つ教育とは何か?
それを知っていただくだけでも、ヒントになると思っています。
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🌐詳しくは公式サイトをご覧ください → https://shokunin-doujou.com/
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