多能工職人育成学校「職人道場」第14期生卒業式が行われました!
【卒業レポート】
― 第13期生、それぞれの挑戦と変化 ―
職人道場 講師より
こんにちは。職人道場の講師です。
今回は、2021年10月に卒業した第14期生のエピソードを、現場で見届けた私の視点からお伝えします。
国籍も、経験も、言葉もバラバラだった13期生
第14期の研修には、
🔸 初めて工具を握る10代の日本人の新卒社員
🔸 来日して間もない、緊張の面持ちで日本語に不安を抱える外国人技能実習生
🔸 実は過去に職場で孤立した経験があり、リベンジを誓って参加した若者
…と、本当に多様な背景を持つ研修生が集まりました。
それでも彼らには、ひとつだけ共通点がありました。
それは、「変わりたい」という想いです。
はじめは、自分の名前さえ言えなかった。
ある外国人の研修生は、初日に自分の名前を呼ばれただけで、目を伏せました。
緊張で声が出ず、聞き返されるたびに顔が曇っていったのを、今でも覚えています。
一方で、日本人の若手も、他人と話すのが苦手で、挨拶すら小声。
道具の名前も分からず、ただ「見て真似る」ことに終始していました。
けれど私たちは知っています。
1か月、本気で向き合えば、人は必ず変わる。
職人道場の育成が、なぜ「変化」を生むのか?
職人道場では、建設業界の即戦力を育てるための、現場特化型カリキュラムを用意しています。
📐【技術教育】左官・型枠・躯体工事などを“現場そのもの”の環境で反復練習
🗣【日本語・コミュニケーション】外国人には、現場用語・作業指示・文化理解まで指導
🧠【人間力】報告・連絡・相談、時間を守る、仲間との接し方を繰り返し指導
教える側が“伝わるように伝え”、
学ぶ側が“安心して質問できる環境”をつくる。
この積み重ねが、14期生たちを確実に成長させていきました。
そして卒業式の日──
彼らは「自分の力で考え、動く職人の卵」になっていた
最初に自信がなかったあの外国人研修生は、卒業式でこう話しました。
「最初は怖かった。でも、わからないことを聞けるようになって、
日本人の仲間と一緒に笑えるようになりました。」
別の日本人研修生は、指導者にこう言いました。
「今までは『教えてください』が言えなかった。
でも今は『これで合ってますか?』って、自分から聞けます。」
そうなんです。
人が変わるのは、たった1か月でもできることなんです。
外国人も、日本人も、現場で活きる“戦力”へ。
建設業界では今、
✅ 外国人技能実習生の育成に困っている
✅ 新人が辞めてしまう
✅ 現場で教育に手が回らない
という声を、私たちは本当によく耳にします。
でも、育てる環境と仕組みさえあれば、人は必ず育ちます。
「ちょっと資料だけ見てみたい」
──そんな方にこそ、読んでいただきたい
私たちは「今すぐ問合せを!」とは言いません。
ただ、人材育成に向き合いたい経営者の方にこそ、選択肢のひとつとして知っていただきたいのです。
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