多能工職人育成学校「職人道場」第17期生卒業式が行われました!
【卒業レポート】
―「現場で動ける新人」はつくれる。第17期生、1か月の成長記録―
職人道場 講師より(2021年12月 修了)
こんにちは。職人道場の講師です。
2021年12月、第17期生が1か月の研修を終え、全国の現場へと巣立っていきました。
彼らの成長を見届けながら、改めて思いました。
人は、「場」と「仲間」と「信じてくれる誰か」があれば、本当に変われる。
多国籍、多様な背景、それでも目指す場所はひとつ
第17期には、日本各地の企業様から新人が集まりました。
参加したのは──
・建設現場未経験の日本人の若者
・来日して間もない外国人技能実習生
・他業種から建設に転職した“ゼロスタート”の人材 など
彼らの共通点はただ一つ。
「現場で、役に立つ存在になりたい」という静かな情熱です。
教えているのは、左官だけではありません。
職人道場の研修では、左官作業に限らず、
型枠・基礎・外構・簡易的な内装施工・現場片付けの動線まで幅広く体験・習得してもらいます。
研修内容はすべて、実際の現場を想定して組まれており、
「一から十まで言われないと動けない」状態から、
「段取りを読んで、自分から動ける状態」へと導く設計です。
技術だけでなく、“共に働ける人間力”を育てる
第17期では、日本語教育や文化理解にも力を入れました。
外国人技能実習生には、
🗣 道具の名前や作業指示の日本語
🤝 「報告・連絡・相談」の習慣
🌏 日本の現場で大切にされるマナーや感謝の文化
を一つずつ、丁寧に指導しました。
一方で日本人研修生には、
👷 「伝えることは、相手を助けること」
📏 「自分の動きが、現場全体に影響を与える」
という意識づけを徹底しました。
ただの“職人”ではなく、仲間と働ける“多能工人材”へ。
研修最終日。ある研修生がこう言いました。
「今までは、“怒られないように”働いていました。
でも今は、“任せてもらえるように”動けるようになった気がします。」
この言葉に、私は胸を打たれました。
技術より、まず“気持ち”が変わったこと。
それが一番うれしかった。
建設業の経営者の皆さまへ
人を変えるのは、「教え方」ではなく「環境」です。
こんな声をよく耳にします:
☑「外国人に何度教えても伝わらない」
☑「新人が言われたことしかやらない」
☑「人手不足なのに、育成の手が回らない」
その悩みを、企業だけで抱え込まないでください。
職人道場では、
📘 技術訓練・言語教育・マナー指導・思考力育成をすべてパッケージにして、
たった1か月で「現場で通用する人材」へ育て上げます。
まずは、資料だけ見てみませんか?
「ウチにはまだ早いかな」
「ちょっと気になるけど、詳しく聞くほどでも…」
そんな方こそ、まずは“資料を見るだけ”でも大歓迎です。
📘 実際の研修風景や受け入れ企業の声をまとめた資料もございます。
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