多能工職人育成学校「職人道場」第20期生卒業式が行われました!
【卒業レポート】
― 言葉を超えて、心でつながる現場へ。第20期生の成長記録 ―
職人道場 講師より(2022年4月 修了)
こんにちは。職人道場の講師です。
2022年4月、第20期の研修が修了しました。
今回の研修生は、日本人と外国人が半々の構成。
文化も、言語も、経験もバラバラな20名が、1か月という時間を共に過ごしました。
最初は“分かれていた”彼らが、1週間後には“並んで動いていた”
研修初日、教室の中は自然と日本人と外国人に分かれていました。
互いに悪気はないけれど、声をかけるきっかけがない。
会話のテンポも、表情のリアクションも違う。
ですが、私たちはこれまでの研修で知っています。
共に動き、共に汗をかけば、言葉が通じなくても仲間になれるということを。
職人道場の教育は「現場で通じる会話」と「相手を思いやる動き」を鍛えます
🔨 左官・型枠・基礎・外構など、現場に近い環境での技術訓練
🗣 外国人には、日本語での報連相・確認・返事の反復練習
👥 日本人には、“言葉の壁を越えて伝える工夫”を学ぶワーク
🤝 清掃・準備・片付けも“チームで動く”ことを重視したトレーニング
言葉の違いはあっても、
「ありがとう」「助かった」の一言があれば現場は変わる。
それを体験してもらうための1か月でした。
職人道場が大切にしているのは、
“言われて動く若者”を“自分で考えられる人材”へ育てること
私たちが1か月かけて行うのは、単なる技術指導ではありません。
🔨 【実技訓練】
左官・基礎・型枠・外構などを“現場と同じ動線”で反復練習し、
体で段取りと判断力を覚えていく。
🧠 【人間力育成】
日々の作業を振り返る「内省トレーニング」や、
仲間との連携を促す「報連相演習」も実施。
🗣 【現場会話の練習】
現場で信頼される言葉づかいや、伝えるタイミングを“シミュレーション形式”で体験。
「この子たちは、“国籍関係なく”現場を支えてくれる」
そう思えた20期生
卒業間近、ある日本人研修生がこう言いました。
「最初は正直、言葉が通じないから大変かなと思ってました。
でも、一緒に作業してたら、言葉よりも“気づき”の方が大事って分かってきて…
今は○○くん(外国人)のこと、ふつうに仲間だなって思ってます。」
もう充分です。
この“心の距離”こそが、現場の空気を良くし、辞めない組織をつくる第一歩です。
経営者の皆さまへ
外国人と日本人が混ざる現場ほど、“育成の工夫”が求められます
☑ 外国人実習生に何度教えても伝わらない
☑ 日本人若手が遠慮してコミュニケーションが取れない
☑ 指示待ちと誤解が生まれ、現場の動きが悪くなる
そんな状況を、たった1か月で変える仕組みがここにあります。
職人道場は「教えなくても動ける若手」を育てる場所です
🧱 技術も、言葉も、チームで働く力もすべて育成
🌏 異文化コミュニケーションもプログラムに内包
👷♂️ 経営者が「安心して現場に送り出せる」即戦力育成を実現
まずは、資料を“見てみるだけ”で構いません
私たちは無理な営業はしません。
ただ、人材に悩む方に「こういう育成もある」と知ってもらえたら嬉しいです。
📩 資料請求・ご相談はこちらから
🌐詳しくは公式サイトをご覧ください → https://shokunin-doujou.com/
第20期生は、文化を越え、言葉を越え、
“支え合える仲間”として現場に旅立っていきました。
今、職場に足りないのは、技術だけじゃない。
「人として信頼し合える空気」かもしれません。
職人道場は、そこから育てます。
多能工職人育成学校・技術研修所「職人道場紹介動画」