【未経験から講師に!】クロスと塗装を教える稲本さんにインタビュー。

■まったくの未経験からでも安心してチャレンジできた! いまは職人さんを指導する立場に!
栃木県那須塩原市で建設会社様向けに、即戦力となる職人を育成する場を提供している職人道場です。
未経験の方や多能工を目指す方に、幅広い業種の人材育成に特化した研修場を提供しています!
職人道場は自社の新人教育制度として求人や会社のホームページなどにも掲載することができます。
そんな研修道場の成果を誰より体現しているのが、卒業生の稲本笑さんかもしれません。
まったくの初心者としてスタートした彼女は、なんといま、職人道場の講師として活躍中です。
職人道場に入ったきっかけから講師としての思いまで、お話をうかがいました。
(右:講師の長口さんと写る稲本さん。)
■DIY好きが高じて、自ら道場の門を叩いた
インタビュアー(以下、イ):稲本さんは未経験でこの職人道場に入られたんですよね。まずはそのきっかけから教えていただけますか。
稲本さん:もともとDIYが好きで、職人というものに魅力を感じていたんですが、一人じゃなかなか難しいですよね。
でも教えてもらえるならできるかな、と思って申し込みました。それがきっかけですね。
イ:未経験でやってみて、率直にいかがでしたか?
稲本さん:もちろん初めは難しかったんですけど 、ちゃんとわかりやすく教えてくれたんで、できなくて困るということはなかったですね。
現場に入ってしまうと、聞きたくても聞けないということもあると思うので、とても良かったと思います。
イ:実際に経験してみて、職人ってどう思いました?
稲本さん:面白いですよね。 なにより、綺麗に仕上がると単純に気持ちがいいんですよ(笑)。
イ:女性にとっては、体力的に大変なこともあるんじゃないでしょうか?
稲本さん:そうですね、クロスとかもけっこう重さがあるので、楽ではないですができるようになっていくのが楽しいです。

■「なぜ研修するか」という思いがあれば誰でも伸びる。
イ:そんな稲本さんが、いまや職人道場の講師として活躍されているんですよね!
稲本さん:はい。講師になってまだ1ヶ月半ですがクロスと塗装を教えています。
イ:朝礼リーダーやメンタルサポートも担当されていますよね。稲本さんが職人道場で特に伝えたいことは何でしょう?

稲本さん:人として、自分で考えて行動できる職人さんになって帰ってほしいですね。
技術はもちろんですけど、挨拶だったり周りとのコミュニケーションだったり、技術以外にも学ぶことはたくさんあります。
イ:技術以外の部分はどうやって教えているんですか?
稲本さん:朝礼で毎日、反省点やその日の目標を言ってもらいます。
また朝礼では全員で輪唱をしていて、様々な職場での失敗と気付きを読んで、自分ならどうするかということを一人一人意見を出して話しています。
大事なのは研修への取り組み方、姿勢だと思いますが、私も研修の日々を経験していますので支えが欲しい気持ちもわかるし、そういうのを察知して積極的にサポートしています。
イ:印象に残っている方はいらっしゃいますか?
稲本さん:そうですね。印象に残っているといえばひとり…。
その人、最初は来たく来たわけじゃなかったようなんですが、叱られたことで気合が入ったみたいで。
職人道場では、多くの課題を短期間でクリアしていかなければならないので、
それにはとても忍耐力がいりますし、反復練習を繰り返す中でモチベーションを保ち続けることは簡単なことではありません。
時には講師からの叱咤激励が必要なこともあります。
その方は、叱られたことで我に返ったようでした。
最後に「来てよかった」と言って合格に向けて諦めなかった姿がとても感動的で印象に残っています。
イ:どんな人に職人道場に来てほしいですか?
稲本さん:やっぱり真剣に取り組みたいと思っている方。
逆に言えばなんでここに来たのか、その自覚を持った状態であればどんな方でも成長できると思いますよ。
送り出す企業の方々にも、ぜひ安心して預けられるというのを一度見てほしいですね。

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ぜひお気軽にご参加ください!ご相談も随時受付中!
この記事の作成者 職人道場運営責任者 本井 武

「職人不足の時代に、技術を未来へ繋ぐために」
建設業界は今、深刻な人材不足に直面しています。このままでは、長年受け継がれてきた職人の技術や、業界を支えてきた技術会社が消えてしまうかもしれません。私たちは、職人不足の課題に正面から向き合い、企業の未来を守るために職人道場を広める活動を続けています。単なる研修ではなく、職人の魂を継承し、企業の経営を支えるための取り組みです。
日々の営業活動の中で、社長の皆様が抱える不安や悩みに寄り添い、最適な提案をお届けしたい。そして、ただ職人を育てるのではなく、会社の未来を創る力を共に育みたい。日本の建設業を支えてきた技術を、次の世代へ。共にこの業界の未来を守り、職人不足を乗り越えていきませんか?私たちは、建設業の未来のために、共に戦い続けます。