【防水、卒業生インタビュー】研修を受けて仕事の流れを掴み、現場でも評価されるように!後輩にもぜひ勧めたい。

栃木県那須塩原市で建設会社様向けに、即戦力となる職人を育成する場を提供している職人道場です。
未経験の方や多能工を目指す方に、幅広い業種の人材育成に特化した研修場を提供しています!
職人道場は自社の新人教育制度として求人や会社のホームページなどにも掲載することができます。
職人道場の卒業生は、それぞれの現場でしっかり”一人の職人”として一層活躍するようになります。
そんな、卒業生の石川さん(24歳・2018年4月卒業)は、東京で防水工事業をおこなう「木原工業」の新人。
石川さんに、職人道場での研修についてお聞きしました。
ご自身にとって、大きな成長を実感できる1ヶ月だったようです!後半の先輩方から褒められたエピソードは必見!
■言われるまま仕事をこなすだけだったのが、研修で流れを掴んだ
インタビュアー(以下「イ」):石川さんが職人を目指したのは、どういう経緯だったのでしょうか?
石川さん:以前はパチンコ店で働いました。都合5年くらいでしたかね。
実はその頃から、この仕事をやらないかと先輩に誘われていました。
パチンコ業界も右肩下がりで先が見えなくて…。
先々の暮らしのことを見すえたら、手に職をつけなきゃなとは思っていたんです。
そうやって考えていくと、将来的にも安心できるのは職人だと思って。それで、その先輩に声をかけさせてもらいました。
イ:職人になると同時に、職人道場の研修を受けたのですか?
石川さん:入社して10日間現場で働いたあと、職人道場に来ることになりました。
イ:その最初の10日間はどうでしたか?
石川さん:本当に何もわからなくて、言われたことだけやっていた感じです。
最初に担当したのが枠埋めという作業だったのですが、どういう仕上がりになればいいのかもわからないし。
言われるまま何も考えずに、ただひたすらやっていた記憶があります。
イ:それは大変でしたね。そうすると、職人道場での研修は本当に大きな一歩だったでしょう。職人道場でなにを学びましたか?
石川さん:最初はやはり基礎知識ですね。
自分に来た仕事がどの業者さんにどう影響し、どう仕上がるのか。
その流れがちゃんとわかるようになったことは大きいですね。
それと技術的なことだとここで防水を基礎から学べたことで、あらためて枠埋めという工程の大事さがわかりました。
■研修仲間とのライバル意識が、やりがいの源に
イ:ご自身の仕事が、研修を受けてしっかりと理解できたわけですね。
職人道場では、どんなふうに1日を過ごすのですか?
石川さん:毎日、その日の課題が決められています。
技術が身についているか試される試験もあるのですが、時間制限があるんですよ。
最初は時間をオーバーしてしまって…。悔しいので自主練しました。
どう工夫すれば時間を短縮できるか、自分なりに考えました。
イ:真面目に取り組まれたのが伝わります。そのとき、研修には他に何人くらい参加していましたか?
石川さん:5人くらいです。
思えばこの研修が自分一人だけなら、ただ学ぶだけだったかもしれないですね。
だけど同じタイミングで同じことを学んでいる人がいると「負けたくない」とか「離されないようにしなきゃ」とか。
そんなふうにライバル意識があったし、その分やりがいになりました。
イ:その5人とは仲良くなりましたか?
石川さん:そうですね、1ヶ月も寝食を共にするので、自然と親しくなります。
休憩中にいろいろ話すのもあるし、寮に戻ってもしゃべったりするので、一気にみんなの仲が縮まってくるんですよ。
イ:その雰囲気はちょっとうらやましいですね!ちなみに、逆にキツかったこと、辛かったことはありますか?
石川さん:うーん、同じスペースで作業をやり続けるのは、メンタル的にはちょっと大変でした。
これは自分の性格かもしれないですけどね(笑)
■研修後は他業種の人からもほめられるように!
イ:道場で学んだあと現場に戻られたわけですが、どんな変化がありましたか?
石川さん:それまであまり考えずにやっていた工程も、先の流れを考えながら作業できるようになりました。
仕事もはかどり、「このあとの作業をする職人さんがやりやすいように」というようなこと考えられるようになって。
先輩からも「収まりも綺麗になったね。自分本位じゃなくて、周りのことを考えているからできる」と言っていただけて。
それは本当に嬉しかったです。
イ:大きな成長ですね!
石川さん:他の会社の方から褒めていただいたこともあって。「打ち方と収まりがきれいだね」って。
防水のウレタンを塗る方からは、塗りやすいって言っていただきました。
現場だけで学んでいたら、正直ここまでにはなれなかったと思います。
成長速度も遅かったと思うし、こんなに仕事を楽しめてなかった気がする。道場に来て良かったです。
イ:石川さんが研修を真剣に受けていたからこそ、その言葉に重みがありますね。
石川さん:ありがとうございます。新人の職人にも、自信を持ってこの道場を勧めたいです。
自分の成長を、身をもって実感してほしいです。
石川さんのお話からは、研修を通じて技術はもちろん、職人としての自信や自覚が芽生えたことがひしひしと感じられました。
職人道場では、全くの新人でも短期間で「自ら考えて仕事をする」職人へと育てます。
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この記事の作成者 職人道場運営責任者 本井 武

「職人不足の時代に、技術を未来へ繋ぐために」
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