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【卒業生、担当者インタビュー】東京の左官工事会社、外国人社員さん(28)が卒業されました!

栃木県那須塩原市で建設業の即戦力職人を育成している職人道場です。
幅広い業種にて研修を提供し、それぞれ考え抜かれたカリキュラムで未経験の方、多能工を目指す方々に徹底指導しています!

今回は、東京都の左官工事会社、「石川工業」の代表石川さんと、外国人社員のファンさんにお話を伺いました。
ファンさんは、約1年前に道場を卒業、今では現場で貴重な戦力として働いていらっしゃいます。

研修の内容や、卒業してからのことまで根掘り葉掘り聞いてみようと思います。

■最初は何もできなかった。

インタビュアー(以下:イ):本日はよろしくお願いいたします。まず、ファンさんの今の年齢といつごろ職人道場に行かれていたのか教えてください。
ファンさん:はい。28歳です。日本に来たのは去年の9月。そこから職人道場に通いました。
 
イ:道場で教えてもらう前は現場で働いたりはしなかったんですか?
ファンさん:いえ、道場に行く前、現場に15日間くらい。言葉も仕事もわからず、何もできない。掃除とか、簡単な仕事しかできませんでした。
 
イ:そうだったんですね。道場に行ってみてどうでした?
ファンさん:休憩以外、ずっと立っていないといけないのが辛かった。でも、楽しかった。
 
イ:授業はどうでした?
ファンさん:教えてもらってすぐには何もできなかった。繰り返して少しずつできるようになりました。
 
イ:授業で一番難しかったのは?
ファンさん:パターンです。1種類だけ教えてもらいましたが、とても難しかった。でも、今では得意になりました。
 

(職人道場での様子)
 
イ:去年日本に来られたとのことで、来る前はどんな気持ちでした?
ファンさん:はい。心配でした。あと、物価が高いのも驚きました。
 
イ:日本語は勉強していたんですか?
ファンさん:はい。6ヶ月くらい、日本語を勉強しました。
 
イ:ベトナムではどういう言葉を勉強したんですか?
ファンさん:挨拶や、簡単な言葉とか。これいくらですか?とか道がわからない、とか。丁寧な言葉はわからない。日本語は発音も、難しい。
 
イ:仕事ではどういう言葉を教えてもらいましたか?
ファンさん:例えば、チャラい、とか。(笑)
 
一同:ちょっと…(笑)
 
イ:6ヶ月間、勉強をしてみてどうでした?
ファンさん:全然違う。難しくてうまく話せなかった。
 
イ:道場でも日本語を扱うと思うんですけど、それはどうしたんですか?

ファンさん:道具の名前を書いた紙、それを見て毎朝書いて覚えました。

石川さん:道場の先生が、道具の名前をベトナム語と日本語で書いた紙を配っていたんです。

ファンさん:それを書いて、覚えた。

石川さん:前の日に覚えた言葉を、忘れていないか次の日の朝にもう一回書いてみて、そうやって覚えていくんです。
 

 

■道場に来たことで、自信が付いた。

イ:日本に来た当初、すぐに石川さんと現場に行っていたんですか?
石川さん:そうですね。2週間のうち、数日間だけ。それ以外は他の人とペアになってもらっていました。
 
イ:ファンさんは最初に働いた時、どうでしたか?

石川さん:とても覚えているのは、ファン君は日本に来た当初、最初はふてぶてしかったんです。(笑)
愛想もなかったよね。(笑)

ファンさん:緊張していました。だから笑えなかった。

石川さん:そうだよな。最初は仕事に対してもあまり積極的には見えませんでした。
笑顔もなかったし、元気がなかったから心配でした。

ですが、道場から帰ってきて、かなり変わりましたね。
日本でも合格できない人がいる左官の試験で合格したりしたから。色んな面で余裕ができ始めたんだと思います。
 
イ:すごい!ファンさん、試験は合格したいと思っていたんですね!
ファンさん:はい。
 
イ:道場の授業でそんなに自信がついたんですか?

ファンさん:はい。怒られたけど、何度も教えてもらったからわかりやすかった。

石川さん:帰ってきた時にすごいやる気がにじみ出ていたもんな。
 
イ:どうして研修に行く前はあまりやる気がなかったんですか?
ファンさん:はい。簡単な仕事しかできなかったから面白くなかった。
でも、道場から帰ってきて、できる仕事が増えて、自信がついた。
ただ、日本語が難しい。「自信あるか?」と聞かれた時も「地震」と勘違いして調べた。
 
イ:他国から来てたら、それは余計に怖いですよね。
 

 
イ:ファンさんの今のお仕事はどうですか?
石川さん:日本人が3年間やってきた分の仕事をもうやっています。
技術もスピードもあるから、自分の次の動きを理解できている。

理解した上できちんと確認してくれるからとても助かっています。
自分ができないところも、しっかり吸収しようとしてくれる。
最初は日本語があまりできなくて苦労しましたが、道場から帰ってきたときはある程度できるようになっていた。
 
イ:親方から見て、ファンさんの仕事ぶりを見ていかがですか?
石川さん:よくできるな、と思います。細かいことはまだできませんが、大まかなことは大体できるようになっている。
ファン君が道場に行っている時も僕は見に行ったりしていたんですが、彼はダントツで成績が良かった。
 
イ:今後の目標はありますか?
ファンさん:日本の文化や人について詳しく勉強したい。

石川さん:今年の12月にある日本語検定試験3級を受けるそうですよ。帰るまでに2級を取りたいと言っていました。
 

■現場ではなく、しっかりとした基礎を学べる場所を

イ:素晴らしいですね。
では、石川さんにお伺いします。どういう建設会社に職人道場をお勧めしたいですか?
石川さん:これから海外からの働き手は増えると思うので、そういう働き手を受け入れる企業さんにはぜひお勧めしたいです。
現場では教えられることが限られる上にちゃんと見てあげることもできない。

道場だと確実に一つの作業をできるようになるまで教えてくれる。現場だと半年以上はかかるところを1ヶ月でできるようになるので。
 
イ:彼らが帰ってきてから現場の方々の反応はどうでしょうか?
石川さん:現場の大工さんや足場さんにはまだ半年なの?すごいね、と言われていますね。
仕上げまでやっているのでめちゃくちゃ驚かれています。
ファン君は手先が器用だから仕事を覚えるのも早かった。まだ、細かいこととかはできないんですけど。
 

 
イ:細かいこととは?
石川さん:現場でしか教えないようなことや会社の細かいルールですね。
キーボックスの場所を探したり、暗証番号を教えたり、作業のために電源を引っ張ってきたり、そういうことは現場でしかわからないこととかですけどね。
 
イ:それ以外はできるようになっているんですか?
石川さん:できますね。だから優秀です。
まぁ職人道場でやらない「ニッチ」という養生の手法があるのですが、そういうものはまだできないみたいです。
ですが、教えてあげるとその日のうちにできるようになる。パターンも教えてあげたらすぐにできるようになっていました。
 
イ:ファンさんは今、何パターンほどできるんですか?
石川さん:全部で6パターンくらいはできるようになっていますね。
これからが楽しみです。
 
イ:石川さん、ファンさん、ありがとうございました。
 
 
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