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外国人社員さんがいきなり60万円売り上げる!導入企業に聞いた、道場施設活用のメリット<前編>

栃木県那須塩原市で建設業の「新人育成」、即戦力職人を育成している職人道場です。

幅広い業種にて研修を提供し、それぞれ考え抜かれたカリキュラムで未経験の方、多能工を目指す方に徹底指導しています!

本日は、先日3名の外国人社員の方がご利用くださった株式会社カラーズの増山社長に話しを伺いました。株式会社カラーズは埼玉県の外壁塗装会社です。

職人道場を利用して研修を受けた外国人社員さんが、現在大活躍されているとのことで会社に伺ってきました。

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■入社後すぐ職人道場で研修。

インタビュアー(以下:イ):はじめに、外国人社員さんの研修を職人道場で行ったのは初めてですか?

増山社長:初めてです。

職人道場の理念や取り組みを理解していましたので、弊社のやり方も理解してくれると思っていました。説明会でも真剣にカリキュラムを考えているんだな、ということが伝わりましたので。

 

イ:カリキュラムについてのお打ち合わせはどうでしたか?

増山社長:自社の研修スタイルや講師にはこうしてほしいといった要望はお伝えしました。

イ:外国人社員さんが来日されてからどれくらいの日数で研修を行ったのでしょうか?

増山社長:入国して組合の研修センターを経て、弊社入社日に必要な荷物をつめたボストンバックを渡して新幹線で道場に行ってもらいました。会社に来てすぐ、会社の滞在時間は1時間です。

 

彼らが戸惑うことのないように、組合を通して事前に手紙を送付していました。「日本に来てくれてありがとう。カラーズでは君たちがすぐに輝けるように、職人道場という場所で1ヶ月研修します」と。

 

組合を通してそれをビサヤ語に翻訳して手紙で渡してもらったんです。はじめにしっかり技術を学んでね、と。

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■言葉まで「塗装屋」になった。

イ:現場に配属する前に研修をしていて良かったと思うことはありますか?

増山社長:技術を身につけること以外にも、3つあります。

1つ目は「職人の言葉を学べたこと」です。
母国の学校では日本語や風習を学ぶそうですが、ご飯を食べる、疲れた、おはよう、とかそういう簡単な言葉しか勉強していないんです。でも、いざ現場に立つと仕事ではそんな言葉を使うことはまずありません。

 

職人には、職人の言葉があります。現場で使われる言葉というのは、基本的に学校では学びません。
ハサミは学んできたとしても「カッター」はない。ハケとかも。

塗装屋に来るのに「塗装」とか「塗料」という言葉を学ばないんです。当然、マスキングもわからない。彼らは母国では最低限の言葉しか学んでいないんです。それで日本に来たらいきなり「ハケ持ってこい」と親方に言われる。「持ってこい」すらわからない。塗料のことをネタという人もいるし、塗料を吹きかけるものをスプレーガンではなく、「ガン」という。

 

そういった仕事で使う言葉を職人道場の講師から学べたのは大きいと思います。
塗装の言葉をしっかり覚えて「塗装屋」になりましたね。

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■日本の文化も職人道場で身に付く

増山社長:2つ目は、日本の生活スタイルが身につくということです。
いきなり日本に来ても、実はそこがわからないと先輩達の負担になります。

 

道場を利用すれば社内の人間は言葉を教えなくて済みますし、日常生活のことも教える必要がないんです。仕事が終われば質問もせず自分で買い物をして料理を作り、洗濯機を使って洗濯をする。

「すごいね!」と言ったら「全部道場で学びました」と。

 

■コニュニケーションの障壁がなくなる

イ:最後の3つ目についてお伺いしたいです。

増山社長:3つ目はコミュニケーションです。
職人道場にはベトナム人、フィリピン人、日本人などとにかく色んな国の人が来ます。その三者の共通言語は日本語です。研修が始まったら塗装屋の言葉と、その他の会話も日本語で喋ります。

仕事が終わって皆でご飯を食べたりする中でも日本語でコミュニケーションを取ります。オフの時、他人と会話するのも日本語です。常に日本語を使うことになるので日常会話が身についたみたいです。

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指導いただく講師にも「ビサヤ語やタガログ語は使わせないで欲しい」とお願いしていましたが、そもそも使う場所がないんですよね。

イ:1ヶ月間もあれば、日本語がうまくなりますね。

増山社長:そうなんです。現場ではなくアミューズメントもある施設なので、カラオケ行こうとか、彼女いるの、とか入り込んだ会話をするようになって仲良くなって帰ってきました。日常会話が身についているんですね。いきなり日本に来ても、小学生くらいの言葉しか知らない。全然言葉を話せない。

それが職人道場を使えば、仕事だけでなく日常生活での教育についても先輩社員が忙しい中で教えなくて済むのですごい楽だな、と思いましたね。そこに惚れ込みました。かなりのメリットだと思いましたね。

(後編インタビューへと続く。)

研修を受けた外国人社員の方がどう活躍をしているのか、またそれを見て社内ではどういう反応が起きているのか、後編で詳しく触れていきたいと思います。

 

職人道場では
「自社の職人を育てたい」
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