多能工育成や内製化にも!実戦に強い職人道場のリフォーム大工研修とは
こんにちは、職人さんの技術研修所 職人道場です!
建設業の企業様の新人教育や工事の内製化のお手伝いをしています。
今回は2021年秋から新たに始まったリフォーム大工研修の内容について
2022年1月10日から研修を開始した第32期生のリフォーム大工研修カリキュラムをもとにご紹介します!
まず研修初週にはインパクトドライバー、電ノコ、墨出しなど道具の基本的な使い方から学んでいただきます。
例えばインパクトドライバーの研修では、繰り返しビスの打ち込みの練習をしてインパクトドライバーを手になじませた後、
一定のピッチで真っすぐにビスを打てるようになるまで繰り返し練習します。
2週目に入るとまずは一畳分の広さから下地作りの基礎を学び、3週目には2坪分の広さの練習架台を用いての研修に移ります。
この研修では、研修図面を見ながら基本的な間柱の施工から床下地、天井下地、窓枠・引き戸枠・点検口などの開口部の
下地の施工を行い、仕上げのボード張りまでを一貫して練習することができます。
窓の大きさは3種類ご用意しており、研修の時点から様々な大きさの窓に対応できる人材を育てます。
▲2坪分の広さの練習架台
そして職人道場の強みといえば、研修所内でより実践的な研修を受けられることです。
研修の4週目には職人道場の旧研修棟の廊下や部屋を使い、実際のリフォームの現場を想定して現場合わせで下地の造作や
ふかし壁・引き戸などを取り付ける研修を行います。
もちろん講師もアドバイスをしますが、基本的にはこれまで学んだ知識・技術をもとに受講生自身が工夫して作業を行う形を
とっているので、自分で考えながら施工する力を養っていただくことができます。
大工工事では1㎜2㎜の誤差によって仕上がりに大きな影響が出るため、道具の基本的な使い方から徹底指導し、
より良い施工精度を保てるように教えることを心がけています。
また、職人道場の研修カリキュラムはご利用いただく企業様のご要望に合わせてそれぞれの研修時間の調整をしたり、
受講生の経験年数によってはリフォーム大工研修に他の業種のカリキュラムを組み合わせたりすることも可能となっております。
第32期生のリフォーム大工研修の受講生は企業様からのご要望により5週目にはCFの研修を行いましたが、
ご要望に合わせてより品質を良くできるようにそれぞれの研修時間を増やすこともできます!
大工の新人研修だけでなく工事の内製化を考えておられる元請け様や多能工職人の育成を考えておられる企業様にも
ぜひご利用いただきたい内容となっております。
少しでもご興味のある方はぜひ職人道場オンライン説明会にご参加ください!