第32期の研修が始まりました!
こんにちは、職人さんの技術研修所 職人道場です。
1月10日に2022年最初の職人道場入校式が行われました!
今回は入校式・オリエンテーションと2日目の研修の様子をお届けします。
今回の第32期は年齢・性別・国籍・職種もバラバラな14名の職人さんに参加いただきます。
職人道場の中でも利用者の多い左官塗り壁、クロス、塗装の研修に加え、昨年秋よりはじまったリフォーム大工コースの研修も行われます!
入校式当日、午後12時頃になると、職人道場ロビーに1ヶ月分の大荷物を持った受講生が続々と集まりました。
その多くが、会社から「職人道場で1か月研修を受けてきて」と言われた新入社員の職人さん。
1か月間も知らない土地で、知らない人たちとともに研修を受け、生活することに不安そうな様子が印象的でした。
研修開始前に行われる入校式・オリエンテーションでは、講師・受講生の自己紹介や職人道場のルール説明、施設案内があります。
入校式後には1か月間ともに研修を受ける受講生同士でペアになり、他己紹介を行いました。
最初は遠慮がちな皆さんでしたが、積極的に相手のことを知ろうとしていく中で徐々に緊張がほぐれ、盛り上がっていました。
職人道場ではこの他己紹介入校式後に毎回行っており、受講生の皆さんのコミュニケーションのきっかけにしていただいています。
また、研修2週目の夜には受講生と職人道場スタッフ全員でBBQなどを行っているのですが、その時に他己紹介の内容を共有する機会があるので、ペアにならなかった他の受講生についても知ることができます。
2日目からはいよいよ本格的に研修が開始されます。
養生、下地パテ、ビス打ちなどカリキュラムにそってそれぞれの基礎へ取り組みます。
初めてその作業を経験する人も多いですが、道具の持ち方や名称、材料の使い分けにいたるまで担当講師が丁寧に教えます。
職人道場のカリキュラムは約50の項目に分かれており、それぞれに時間制限と品質の合格ラインが設定されている試験形式で構成されており、繰り返し練習して合格するまで次のステップには進めません。
長時間繰り返し同じ作業を行うのは予想以上に大変なものです。
2日目の研修を終え、受講生たちも少し疲れた表情でした。
1か月間毎日架台と向き合い、試験に挑み続けるのは決して楽なことではありません。
しかし、1か月もの間できるようになるまで何度も挑戦し、失敗しても良い、という職人道場で学ぶ時間は、現場では経験できない特別なものとなるはずです。
1か月間、職人道場の講師やともに研修を受ける仲間とともに頑張りましょう!