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【導入企業 社長インタビュー】2週間で即戦力になれるか。東京の左官工事の研修にご利用いただきました。(前編)

栃木県那須塩原市で建設会社様向けに、即戦力となる職人を育成する場を提供している職人道場です。
未経験の方や多能工を目指す方に、幅広い業種の人材育成に特化した研修場を提供しています!

自社研修施設として求人や会社のホームページなどに掲載いただくことで、採用の可能性が格段に上がります。

 

今回取材に訪れたのは、
東京都足立区にある土間コンクリート仕上げ施工を始め左官工事一式を手掛ける「株式会社フロアエージェント」です。

約3ヶ月ほど前に外国人社員さん2名が、左官の技術習得のため職人道場をご利用くださいました。
研修期間はたったの2週間です。

その間の様子や、研修後の変化を又吉社長に伺ってみたいと思います。
さて、果たして2週間で本当に即戦力になれるのでしょうか。

 

■職人育成カリキュラムは、自社の現場の要望でできている

インタビュアー(以下、イ):又吉社長、本日はよろしくお願いします。
早速ですが職人道場を利用しようと決めた理由からお聞かせください。

 

又吉さん:以前から道場のことは小山さん(職人道場創設者)から聞いていて、興味があった。
しかしさすがに、すぐ即戦力にはならないだろうと思っていたんだよね。

 

うちも自社で教育設備を持って、左官の画台を敷地に組んで研修していたけれど、まぁ時間がかかるわ、意外にお金もかかるわ。
一人ずつ出勤扱いにして、1日〜数日も拘束するとなると、インストラクターとしての人件費もかかる。忙しい中でね、ずっと教えられるスキルのある人を一人つきっきりにしていなければならない。

 

これって結構大変なんだなと。それを知っているからこそ、職人道場がすごくありがたいわけです。
それで現場の都合もあるから、とりあえず2週間の研修で利用しますと。

自社の研修内容に沿って細かい要望も出せた。それが大きかったですね。

 

あとは言葉。
技能は後からついてくるから、まずは現場で使っているような言葉を覚えてもらいたいと。
実践形式での訓練で、2週間でぎゅうぎゅうの内容でも絶大な効果がありました。

 

■左官工事の現場で使う言葉のギャップ

イ:例えばそれはどんな言葉でしょうか?

又吉さん:例えば、「向こうの型枠から仕上げてくるんだよ」とか「補修してこいよ」とか「材料を練って」とか。

 

イ:現場は忙しいですもんね。

又吉さん:そう、忙しい中で。
「あれ取ってきてよ」みたいな、実際にはそういう言葉なんですよ。

 

イ:ではそのような言葉を、職人道場ではどうやって教えていたんでしょうか?

又吉さん:職人道場の研修では、「現場でこう言うであろう言葉」を、道具とかコテとかミキサーとかそういう単語を織り交ぜてフレーズを作って。問いかけて、その通りに行動できるかというのを見ていた。

その程度だけど、それでも現場に立てば教わっている人とそうじゃない人とでは全く違う。
実際にはこういうんだなというのを、本人たちも分かったと思う。

彼らも足りないことはまだまだあると思うし、それは2週間でさすがに技能と言葉を詰め込んで完璧にできるかというと難しいところもある。
ただ、たった2週間の研修としてはすごい成果だったなというのは感じました。

 

イ:驚きましたか?
又吉さん:びっくりしましたね。・・・・・

 

この続きはこちら>
「実戦で教える研修は「現場で使えるか、使えないか」が明確に出る(左官工事会社インタビュー後編)」

この記事の作成者 職人道場運営責任者 本井 武

「職人不足の時代に、技術を未来へ繋ぐために」

建設業界は今、深刻な人材不足に直面しています。このままでは、長年受け継がれてきた職人の技術や、業界を支えてきた技術会社が消えてしまうかもしれません。私たちは、職人不足の課題に正面から向き合い、企業の未来を守るために職人道場を広める活動を続けています。単なる研修ではなく、職人の魂を継承し、企業の経営を支えるための取り組みです。

日々の営業活動の中で、社長の皆様が抱える不安や悩みに寄り添い、最適な提案をお届けしたい。そして、ただ職人を育てるのではなく、会社の未来を創る力を共に育みたい。日本の建設業を支えてきた技術を、次の世代へ。共にこの業界の未来を守り、職人不足を乗り越えていきませんか?私たちは、建設業の未来のために、共に戦い続けます。

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