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【導入企業 社長インタビュー】「社員の人柄が明るくなった」池田興商株式会社 池田社長

栃木県那須塩原市で建設会社様向けに、即戦力となる職人を育成する場を提供している職人道場です。
未経験の方や多能工を目指す方に、幅広い業種の人材育成に特化した研修場を提供しています!

職人道場は自社の新人教育制度として求人や会社のホームページなどにも掲載することができます。

本日は、先日社員の方を2名、職人道場のカリキュラムに送り出していただきました、神奈川県にある株式会社池田興商様の池田社長にインタビューをして参りました。

建設業、職人道場、新人教育

インタビュアー(以下:イ):本日はよろしくお願いいたします。

池田社長:よろしくお願いいたします。

 

「見て覚えろ」は古い。基礎知識は学んだ方がいい。

イ:まず、道場を知った経緯についてお伺いしたいです。
池田さん:職人道場を知ったのは、メガステップの方から電話をもらって知りました。元々、この会社を経営していて「職人の地位向上」というのは自分も目指しているところでして。それで、その考えがメガステップの社長さんと同じだった様で、一気に親しくなりました。

 

イ:元々は池田社長はサラリーマンだったとお伺いしています。
池田さん:そうです。実家の塗装業を継ぐ前はサラリーマンをしていました。なので父が経営していた弊社に入社した時には色々と社内の制度に違和感があったんです。そんな中、先代からのメンバーがごっそり引退したり、退職したりして経験者がほとんど社内にいなくなってしまう事態が起きました。

このままでは新人の教育もできないし、どうしようかと悩んでいた時にお電話を頂いたので、弊社の新人研修を職人道場でお願いすることにしました。
やはり自分も職人で見習いだった時には、周りの先輩は「見て覚えろ」という教え方で。しかし、それよりも基礎的なことは教えてもらった方が断然上達は早いということはわかっていましたし、いい機会だったのかなと思っています。

建設業新人教育

イ:さきほど、ベテランの方々が退職されたとおっしゃっていまいしたが、何人くらい退職されたのでしょうか?
池田さん:6名のベテランがいたのですが、4名が辞めたり、病気で亡くなったりしました。ほぼ1年の内で、ですね。

1人はすごくいい職人でした。60歳を過ぎても動きも良く人望もあり、体が動かなくなったら技術を教えてくれという話をしていたんです。しかしその矢先に病が見つかり、1年以内に亡くなってしまいました。非常にショックでした。
他の3人は、1人は30年勤めていた方で65歳になったので引退され、後の2人は45歳で働き盛りでしたが、私が経営を引き継ぐとソリが合わず退職されました。

 

イ:ベテランの方々が辞めて行かれた時の心境を教えてください。
池田さん:会社の空気はとても悪かったです。それでも支えてくれる職人さんたちがいたので、その方々と頑張っていました。
仕事のやり方に関しては、ベクトルの向きが違うというのはあることなのでしょうがないな、とも感じていましたね。

 

具体的な説明をしっかり受けたので、安心して社員を預けることができた。

イ:職人道場での自社研修はどう感じましたか?
池田さん:職人道場さんにお任せしてかなり安心感がありました。
1ヶ月間行かせてもらって、カリキュラムや動画を見せてもらいながら、ここまでのレベルには達しているなとか、これなら現場に出せるな、ということを考えることができました。

イ:道場に預けるにあたっての心配は?
池田さん:ありませんでした。一回道場に見学に行き、カリキュラムを見せてもらって具体的な指導の説明を受けていましたから。

イ:職人道場から彼らが帰ってきて、驚いたことなどはありますか?
池田さん:性格が明るくなったことです。最初に来た時は話そうとしなかったのですが、職人道場から戻ってきてからは何かしらの反応をしてくれるようになりました。

イ:技術的なところではどうでしょうか?
池田さん:来日してすぐに道場に入れたので、最初のレベルがわからないんですが。それでも「見て学べ」よりは良かったと思います。彼らは真面目で働き者ですから、一生懸命頑張りますし。

職人道場、外国人採用、新人研修
イ:帰ってきた2人が明るくなったことで会社の雰囲気はどうですか?
池田さん:社内でも良くなったのではないでしょうか。僕個人としてはかなり印象が良くなっていて、前は話しかけても何を考えているのかがわからなかったので。でも、今は深く彼らについて探ることができますから、そこは大きいですね。

 

昔ながらの職人の技を残すことができる会社にしたい

イ:今後、この会社をどういう風にしていきたいですか?
池田さん:私は職人を育てたくてこの会社を経営しています。
今の塗装会社さんは職人を抱えていないので、ディベロッパーさんの様に「仕事をもらって下請けに流す」会社さんが多いです。私は、昔からある大工さんや左官屋さんのように塗装も技を残していきたいんです。なので、職人の社員を残してしっかり育てていきたいなと思っています。

イ:なぜそう思うのでしょうか?
池田さん:親がやっていた仕事ですから、この会社を残していくことは恩返しだと思っています。
塗装業って、ローラーだけを使って薄く上塗りするのが塗装工事だと思われてしまうのですが、それは嫌なんです。「塗装」という仕事は頑張らないでできる仕事では決してありません。新築からやれば難しいし、この世界は奥が深い。だからちゃんとした職人を育てて行きたいんです。

イ:ありがとうございました!

 

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