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【導入企業 社長インタビュー】社員から「必ずまた道場に行かせてください!」届いたメッセージ。ギノウス株式会社 川﨑社長(前編)

栃木県那須塩原市で建設会社様向けに、即戦力となる職人を育成する場を提供している職人道場です。
未経験の方や多能工を目指す方に、幅広い業種の人材育成に特化した研修場を提供しています!

職人道場は自社の新人教育制度として求人や会社のホームページなどにも掲載することができます。

今回は職人道場へ社員3名を送り出してくださったギノウス株式会社の川﨑社長にインタビューを行いました。

埼玉県入間郡にあるギノウス株式会社は、商業施設における左官工事、タイル・レンガ・ブロック工事、石工事、防水工事、金属工事など、内装施工に特化した会社です。

インタビュー前編となる今回は、職人道場へ社員を送り出すことになったきっかけや参加後の社員の変化など、経営者の方の気になるポイントをたっぷり語っていただきました。

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■データに裏付けされた完璧なロジック。説明会で運命を感じました。

インタビュアー(以下、イ):職人道場をお知りになったきっかけは?

川﨑さん:FAXでDMが入ったことがキッカケです。最初は「DMだから」という目で、さらっと流して捨てるつもりだったんです、一瞬で。いつもだいたい10秒ぐらいで捨てますから(笑)。

ところが私は教育にすごく関心を持っていたので、「ん?職人道場?」と。
職人の教育を何とかしなければいけないなと思っていたところに「待てよ」と意識が留まって。よく読んだら「えっ!なんか面白そうじゃない!」と思って、すぐに名前を書いてFAXしました。「一体どこでやってるの?」と最後まで読んじゃったら「え~、行きたい!」と思って、すぐに送ったんですよ。

イ:説明会に行かれて、どういうポイントにご興味を持たれましたか?

川﨑さん:結論から言うと、私が考えていることと職人道場の社長さんがやっていることがものすごく近いと、一瞬で感じました。
これは運命だと思いまして、「もうこちらにお世話にならないわけにはいかない」と、説明会に参加してすぐにそう思いましたね。

イ:どういったところでそう感じられたのでしょうか?

川﨑さん:説明会ではまず職人側の話と企業側の話と2つ説明されました。企業側の理屈がよく分析されていて見事、完璧でした。世の中の過去から現在、未来の読みと動向のロジックが完璧に裏付けされていたんです。限られた資料で限られた時間で端的に話をスルスルとされて、感動しましたね。

左官業経営者の多くの方は、あのお話を是非聞くべきだと思います。職人道場を導入するかどうかは別として、あれだけでも絶対に聞くべきだろうと。ものすごく的確に正確に捉えてらっしゃって、あれをあのように捉えていないということは即、経営の危機につながると私は思いました。なのでその観点からも、分析されていることが非常に立派だなと思いました。

イ:それを知ってほしいというのもあって、職人さんたちに「自分で説明を聞いてきなさい」と言ったのですか?

川﨑さん:そうです。私はあの説明は自分ではできないなと思いました。あのグラフやデータなど裏付けとなるもの、あれを全部セットで見ないと伝わらないと思ったんです。だから私が口頭でなにかペラペラ言っても伝わることじゃなくて。「あの説明は見事だから、お願いだから聞いてくれ」と言って行かせました。私は今でもあの説明会は大変立派な出来だと思っています。

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■参加中の社員からのメッセージで、不安は解消されました。

イ:道場をご利用いただく前に、心配や不安になった点はありましたか?

川﨑さん:まずお金は戻ってくるというのがあったので、金銭的な投資にあたる部分の心配はなかったです。
残るは一つです。参加者に同業者がいっぱいいて、職人を引っ張られたりしないかという不安はちょっとありましたね。そこでお友達になって「うちの会社へ来ない?」と。研修へ行かせた職人が、帰ってきたら「いついつ辞めさせてもらいます」なんてね。そういうことはよくあるじゃないのと思って、大丈夫かなと心配になりました。

イ:それは職人道場の方にご相談されましたか?

川﨑さん:したのかな。したような気もしますね。

イ:その不安は研修中の様子を見ていて解消されたりしましたか?

川﨑さん:はい。参加している職人との毎日のメールやLINEのやりとりで解消されましたね。

イ:それはどういうやりとりでしたか?

川﨑さん:本人が状況を報告してくれるんですよ。
本人の言葉は感動、感動、感動の全開のトーンでした。彼の言葉はよくわかる言葉でしたし、そういうのって親子みたいなもので、子供の心理状態って親はわかると言うじゃないですか。

従業員も一緒で、直感的に「この子はこの研修に参加して大変満足している、喜んでいる」とわかりました。自己満足の度合いが高いとすぐに評価しました。そういういうことをもって安心しましたね。

職人道場での様子
(職人道場で研修中の様子)

イ:本人が満足しているのが伝わってきたんですね。

川﨑さん:そうですね。本人に「どこかから引っ張られたりそういう話はないの?」とはついに私から聞くことなく終わってしまいました。聞くまでもなかったということです。

■職人道場で得たものは仕事を覚える喜び、努力し成長する実感。

イ:3名の従業員を職人道場の研修から戻ってきた後にどういった効果を感じましたか?

川﨑さん:一番は、何の仕事がどれだけできるようになったということよりも、仕事を覚えることの喜びをしっかりと持って帰ってきましたね。それと自分の努力によって自分が明確に成長できるという実感を持って帰ってきました。

イ:それまでは仕事を覚えることに対して喜びを感じていなかったのでしょうか?

川﨑さん:なかったそうです。覚えることよりも毎日なんとなく時間がどんどん流れていく、そのなかで自分がどう成長して自分自身の技能を習得していくかということに対して非常に受け身であったということに、本人は気付いていました。

「いつか誰かが何かしてくれる」、「みんなこんな調子でやっていればある時こうなるのかな」とか思っていたようです。でも研修から帰ってきた本人の言葉によると、「それは多分何年経ってもそうならない。それよりも自分でちゃんとこれを習得したいと思って、考えて行動したことしか身につかないということがはっきりわかった」と。そう言って帰ってきました。

建設業の新人教育、外国人育成は職人道場
建設業の新人教育、外国人育成は職人道場

イ:そういったことは日々の現場で可能なのでしょうか?
例えば先輩の姿を見て「この技術を習得したい」と思ったら、日々の現場でできることなのでしょうか。

川﨑さん:よく言われることなんですけど、「教育が悪いからこの程度」とクレームで言う社員とかがいますね。でも逆に、教育していないのにいつの間にかこんなに立派になっちゃった、という人もいるわけですよ。どちらが本当で正しいかというと、どちらもあるんですよ。

ということは、教育って本当の本当はなんだろうと考えると、本人の意欲に火をつけるところ、そこが一番の教育の原点ではないかと思うんですね。成長したいという最初、そこの役割を職人道場さんが見事に担っていると私は思いました。

イ:研修から帰ってきてからのご本人の様子を聞いても、意欲が高いと感じますか?

川﨑さん:はい、ものすごく意欲が高くて、まず最初のLINEが「お願いです」ってメッセージが来たんですね。
なんのお願い?と思ったら、「必ずまたすぐに行かせてください」と。「約束してください」と、こう来たんです(笑)。なんで?って聞いたら「もっと成長したい」、「成長することが楽しいことに気づいたんです」って。
3人とも同じことを言っていました。「成長したい」と。

イ:それまでは「お願いです」と能動的に言ってくるようなことはあったんですか?

川﨑さん:ないですね。私どもの会社は今までしっかりした教育という体制が整っていませんでした。
他社さんがどれくらい教育をされているか、されているところはもちろんあるんでしょうけれども、多くの会社さんがそんなに積極的に教育ってできていないんじゃないかと思っています。

しかし「できないなら、嫌ならやめてしまえ」などと言っていたらいつまでも人が育っていきません。育たなくてその事業がいつか途絶えてしまいますよね。
まあこいういう世の中の時代背景で、人が足りない、生産人口がいなくなり続けるという時代に生きているわけですから、過去の経験はあんまり役に立たないところに来ています。
そこの切り替えに気づかずにこの時代にどんどん突入していくというのは、非常に危険なことだと思いますね。
(インタビュー後編へ続く)

インタビュー前編となる今回は、説明会での印象や参加後の社員の変化について語っていただきました。
次回インタビュー後編では、これからの職人に求められる要素や、川﨑社長の今後のビジョンに迫ります。どうぞお楽しみに!

 

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