職人不足解決への一歩！多能工を育成しませんか？
こんにちは、職人さんの技術研修所 職人道場です！
建設業の企業様の新人教育や工事の内製化のお手伝いをしています。
建設業界ではかねてより職人不足と言われており、そのような業界では複数の業種の作業を行うことができる多能工が注目されています。
今回はそんな職人さんの多能工化を職人道場でお手伝いした事例をご紹介します！
2022年1月から行われた第32期、2月末から行われた第33期の研修にとある大工職人さんが2か月連続で研修を受けにきてくださいました。
この大工さんは東京都にあるリフォーム会社様の職人さんで、多能工となるため、
職人道場でクロス・塗装・屋根・土間左官の研修を受講いただきました。
ご本人様の技術習得への意欲が非常に高く、通常4週間で設定しているクロス研修を約3週間で終えたときは、
その習得のスピードに担当講師も驚いていました。
クロスの最終試験である5畳一間のクロス貼り施工の試験では、品質・スピード共に申し分ない精度でクリアすることができました。
▲実際にクロス研修の最終試験で施工した部屋
普段の大工仕事とは全く異なる作業に時には苦戦しながらも前向きに研修に取り組み、
研修後には居残りで他の受講生とともに左官塗壁などの練習にも積極的に参加している姿が印象的でした。
技術の習得にあたり、受講生本人のやる気や意欲はとても重要な要素の一つとなります。
ご本人いわく、「何でもまず自分でやってみたい」性格のようで、職人道場に関しては
「職人道場は失敗できるところが良い。ダメなことがなぜダメなのか、失敗できない現場では分からないことを道場では試して、理解することができる」
と評価をいただきました。
このように2、3か月連続で研修を受けていただいたり、スキルアップのために何度も研修を受けていただいたりする
受講生の方もいらっしゃいます。
今回の大工職人さんのように技術の習得に意欲的な社員様がいらっしゃる場合は、職人道場の研修でも大きな成長を期待できると思います！
ぜひそのような職人さんの多能工化を検討してみてはいかがでしょうか。
