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【クロス修行中】多能工を目指すベテラン左官職人。正直な気持ちを聞きました。

栃木県那須塩原市で建設会社様向けに、即戦力となる職人を育成する場を提供している職人道場です。

未経験の方や多能工を目指す方に、幅広い業種の人材育成に特化した研修場とアップデートし続けるカリキュラムを提供しています!

いま「多能工」を目指す方々の受講が増えています。そして今後必ず現場で貴重な存在となっていくでしょう。

しかしチームArusを筆頭に多能工化を目指す私たちは、自分たちでやりながら数々の問題や課題にぶつかっています。左官屋として10年以上の経歴をもつチームArusのタケルもその一人で現在クロスの修行中。

職人が多能工になる

「左官」という一つの職種を身に付けたいま、新たに全く異なる職種にチャレンジするのはどんな気持ちなのでしょうか。

新しいものへの「恐怖」

最初は職人道場でクロスの研修を受けて、今はクロス専門の会社さんに協力してもらって修行させてもらっています。

多能工を目指すって、めちゃくちゃ良い取り組みだと思います。でも自分38歳だけど大丈夫!?っていうのが素直な気持ちです。

新しいことができるワクワク感よりも断然不安のほうが大きいです。クロスだけじゃなく水回りもやってるし、会社としてもっと注力していくから、そんな分野入っていっていいの!?っていう恐怖心です。今まで現場で見てきているし、水回りなんか特に中途半端にできないって知ってるからビビります。

職人の多能工化

それでも多能工に挑戦する理由

それはやるしか無いからですね。会社が「多能工を育てよう」っていい出して、できる人間は俺しかいないってなって。左官以外も出来るようになれば自分の為とは思うけど、最初は率先して自らやりたいですという感じではなかった。

ただうちの会社は学べる会社で、新しい考えや新しい取り組みをやろうとする実行力が半端じゃない。いつも大体「まだそれ早いよ!」というところから始める。だから「多能工を育てる」っていう会社の明確な目的を達成するために、やってみる前から突っぱねることはしないです。

現場で一から修行の身でクロスを始める心境

修行先の会社さんでは、クロスをはがしたりパテやったりたまに貼らせてもらえる程度です。

また修行をする感覚は、応援に来ているという感覚で今います。「君欲しい!」と言われるくらいの動きをするのが当たり前だと思ってるけど、そしてやるんですけどすごく大変。

先回りして色々考えて動かなきゃいけないのが大変。今までやってきた左官だったら身体に染み付いてるから考えなくても出来るでしょ。でもクロスでは全部考えて考えて動かないといけない。だから最初の一週間はめちゃくちゃ大変でしたね。先輩の動きを見ていなくちゃいけないし、その人がどういう人なのか、あ、こういう風に動くんだとかを見ながら。

職人の多能工化

多能工化したい会社はどうすればいいか

多分、職人さんで自ら他の職種にチャレンジしたいっていう人ってかなり少数だと思うんですよ。ベテランであればあるほど。そこには会社のサポートが絶対必用になると思うし、会社としてちゃんと目的を持っているってことを理解して一緒にやっていくことが大事なんだと思います。

>>多能工職人育成・研修依頼を検討の企業様はこちらから

この記事の作成者 職人道場運営責任者 本井 武

「職人不足の時代に、技術を未来へ繋ぐために」

建設業界は今、深刻な人材不足に直面しています。このままでは、長年受け継がれてきた職人の技術や、業界を支えてきた技術会社が消えてしまうかもしれません。私たちは、職人不足の課題に正面から向き合い、企業の未来を守るために職人道場を広める活動を続けています。単なる研修ではなく、職人の魂を継承し、企業の経営を支えるための取り組みです。

日々の営業活動の中で、社長の皆様が抱える不安や悩みに寄り添い、最適な提案をお届けしたい。そして、ただ職人を育てるのではなく、会社の未来を創る力を共に育みたい。日本の建設業を支えてきた技術を、次の世代へ。共にこの業界の未来を守り、職人不足を乗り越えていきませんか?私たちは、建設業の未来のために、共に戦い続けます。

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